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2005年の夏休み最初の旅は品川から「ムーンライトながら91号」に乗る事から始まります。発車30分前なのに列車はすでに入線しており、車内も賑わっている様子でした。
定刻通り品川を出た「ながら91号」は横浜・大船・平塚と止まってゆき、小田原に着きました。先はこれから、東海道の夜はふけてゆきます。
先行の「ながら」に追いつく形で浜松に到着し、毎度恒例の休憩タイム。「ながら」のデッキにいる人も少なそうで、あちらもそれほど混んでいないようです。
豊橋を出て後は名古屋までノンストップで、列車は快調に飛ばして行きます。すると空の明るくなってゆき夜が明けていくのがわかりました。
すっかり明るくなった空の下、名古屋に到着。今回は終点の大垣まで行かずちょっと寄り道をしたいと思います。名古屋なのでどこによるかは分かると思いますが・・・。
最初は中部国際空港へという事で名鉄名古屋へ移動。ホームで列車を待っていると「パノラマカー」が入ってきました。普通列車なのに前面展望できるなんて、日常的に名鉄を利用している人がうらやましいです・・・。でもこの列車では空港まで行きません。そう「あれ」です。
その「あれ」とは空港へのアクセス列車としてデビューした、快速特急「ミュースカイ」です。全車特別車なので別に(※)「ミューチケット」を買って乗車です。
(※)ミューチケットとは座席指定券の事で、名鉄線では指定席車を「特別車」と案内しています。
名鉄名古屋を出た列車は金山・神宮前とお客を拾った後は終点・中部国際空港までまっしぐら。その性能をフルに使った走りは見事で、乗っていて気持ちいい走りをします。
その走りが最高潮に達するのが空港への高架橋を走っているときで、左手には伊勢湾と管制塔が見えていきました。
名鉄名古屋からわずか30分ほどで終点の「セントレア」こと中部国際空港に到着しました。「ミュースカイ」は前評判どおり俊足で、もうちょっと乗っていたい!!というのが正直な感想でした。
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