1日で巡る北陸の旅(寄り道つき)

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石動停車中

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直江津停車中

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大宮停車中

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 高岡で北陸本線に再び乗り換えて、今度乗るのは富山港線。2006年に予定されているLRT化(富山ライトレール)で廃止になることが決定になり、最後の乗車ということで乗ってみる事にしたのです。

 それでもって前回乗ったときと一緒の小型ディーゼルカーではつまらないので、今回は大型の電車で乗る事にしました。




 電車も気動車も進む路線は一緒なのですが、なにしろ富山港線は駅の距離が短く大型の電車では不釣合い。LRT化で駅(停留所)も増設され、列車の本数も増えて便利になるのようなのでLRT化は正解なのではないかと思います。

 終点の岩瀬浜に着いて、来た道を折り返すのですが3両の電車はちょっと輸送力過多ですね。その分ボックスも占領できたので、終点の富山までずっと寝ていました。






 富山に引き返して来て夕食とったりしてうちにあたりすっかり暗くなっていました。富山から再び金沢を目指しますが、この時間帯の電車は帰宅ラッシュで混雑。それでも各停車駅ごとにぽつりぽつりと降りていき、後は睡眠タイム。途中の石動で東京方面へ行くであろう団体列車(TDL臨かな?)と出会いました。









 金沢に戻ると上野行きになる「北陸」号の回送が停車中で、昼に来たときよりすっかり人の姿がまばらになっていました。さて、これから東京に帰るのですが乗る列車は・・・






 ・・・もう何回もお世話になっている「能登」号です。いつもは「土日きっぷ」や「三連休パス」で上野〜直江津で乗っていたので、金沢から上野までの全区間乗るのはこれが初めてです。

 「能登」号となりの「北陸」号と同時にホームに入線するのですが「能登」号は富山方面から、「北陸」号は福井方面から入線し、ほぼ同位置で止まります。夜行列車が衰退してる近頃では夜行列車の同時進入はあまり見られない光景です。



 金沢を時間通り発車した列車は津幡・石動・高岡・小杉・・・と、こまめに停車していきます。富山でハイカー5〜6人が乗ってきたほかは、大きな乗車もなく車内は静か。ロビーカーに行くときに通ったグリーン車にいたってはだれも乗っていなかったの様な・・・。

 糸魚川停車前に減光されておやすみモードに。糸魚川・直江津でも増える様子はなく、このままで大丈夫なのかと思ってしまいます。







 目覚めたときは高崎線の鴻巣付近を走行中で「能登号」特有のカッコウのチャイムとともにおはよう放送があり、しばらくして大宮に到着。大宮から少し乗車があったみたいでした。次はいよいよ終点・上野です。








 大音量のチャイムと乗換え案内が終わった後、列車は終点の上野に着きました。最後に数少ない「能登」号のボンネット車両を一枚。

 今回は駆け足でセントレアやリニモに廃止予定の富山港線などを訪問していきました。時間に追われたわりにはいろいろ見れて、自分の中では満足満足。こんな感じでうまいぐあいに乗り継げるルートがあったら、またこのような旅へ出かけたいと思います。


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