伝統の九州行き寝台特急


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〜機関車付け替えのシーン〜
 続きましては、その機関車付け替えの場面を写真を交えて紹介します。写真は下関と門司で行われたものです

@列車が下関に到着→Aまず、EF66が切り離される→B続いてEF81が進入→C一旦停止し、係員の合図で徐々に近づき連結完了→D関門トンネルを渡り、門司でEF81が切り離される→E今度はED76が進入し、先程と同じ手順で連結完了。いざ終点へ      




〜寝台特急の夜と朝〜
 夜を徹して走る寝台特急は変化にとんだ車窓が特徴的です。ここでそれを集めてみました。











 最初の写真は発車前の姿。こうして眺めていると例え乗らなくても旅に出たくなってしまうもの。寝台特急、特に遠くへ行く「九州寝台」はそういう乗り物です。










 駅を「ガクッ」と衝撃と共に発車した列車は、いざ終点へ向けて長い旅路を走り始めましたがはじめに広がってくるのは都会の夜景。都会のほうが夜景がきれいでこれは下り列車ならでは特権です。  










 さて列車は都会を抜けて行き、車窓はときより通過・停車する駅の明かりぐらいで真っ暗なので車内に目を向けてみましょう。すると大体はカーテンを閉め切っていて「おやすみムード」が漂っていますが、主のいないベッドも多くこれも寝台特急全体にいえる現状です。









 いよいよ朝を迎えていくと見えてくるのは日の出です。特に海岸線を走行中が一番きれいで写真は12月に「はやぶさ・さくら」号の山陽本線・戸田〜富海で撮ったもので、現在(2005年12月現在)も「はやぶさ・富士」号が同じダイヤで走っているので、天候がよければ撮れることでしょう。









 朝焼けからだんだんと太陽が昇っていくと透き通った景色が広がっていきます。写真は12月に「富士」号(単独運転時)の湯河原を過ぎて早川あたりで撮った写真で、これも「はやぶさ・富士」号が同じダイヤ(2005年12月現在)で走っています。










 終点に近づくにつれて建物が目立っていき、すれ違う列車も多くなってきます。特に上り列車は住宅地から高層ビル街へと変化が旅の終わり告げているかのようです。









 長旅を終えてようやく終点に到着。ホームに見渡すと達成感に浸ります。これだから寝台特急に乗ることはやめられませんね。その寝台特急の旅の選択肢として「九州寝台」はいつまでも走ってほしいものです。


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