乗り納め・乗りつぶし2005












 智頭を出てからも相変わらず外は吹雪いていて、ガラス越しに冷気が伝わってきました。それでも雪景色の川はいい車窓でありました。










 吹雪きも終わったところで終点の鳥取に到着。実は今まで智頭から乗ってきた車両は、JR線内なのに智頭急行の車両で、やり繰りの都合上こうなっていると思うのですが、この旅でまさか私鉄の車両に乗るなんて・・・。









 鳥取からは山陰本線に乗車し浜坂へ。どうやら吹雪いていないのは鳥取市内だけだったようで、駅を一つ二つ進めば、元の車窓に変わっていました。これから外に滞在するので、あんまり寒そうなのはいやだったのですが―





 ―浜坂からさらに乗り継いでやって来たのは、今年の3月以来の余部鉄橋(1日目の「出雲」で通り過ぎたけど)です。これが外に滞在するという事で、列車から出たらやっぱり身が凍えるぐらい寒かったです。

 着いて早速"お立ち台"に立ち、しばらくしてやってきた普通列車を撮影。それから下まで降りてみることに。その降りる坂の途中で橋の全体が見えるところがあったので一枚とって見ました。

▼お立ち台からの眺め     ▼餘部鉄橋を渡る列車
 


 雪ですべる坂をおっかなびっくり降りて、橋を下から見上げると今回もその姿に圧巻されてしまいました。





 今回はわずか30分の滞在なので、一通り鉄橋の姿を写真に納めてホームに戻ると、時間になっても列車が来ません。すると「余部鉄橋強風のため運転見合わせ」と言うアナウンスが入りました。またも列車の遅れを喰う羽目に・・・。

 それにしてもホームから見た空は青空とどす黒い雲が入り混じり、なんだか変な天気。けど幻想的でした。






 餘部→豊岡→和田山と乗り継いで和田山からは播但線に乗車。播但線は今回が初乗車でこれも陰陽連絡の路線の一つです。唯一の国鉄型の気動車(キハ181系)を使った特急「はまかぜ」もこの路線を走っていたりしますね。






 終点の寺前から姫路行きの普通に乗り継ぎ、さらに姫路からはお馴染みの新快速に乗り新大阪へ向かいます。
▼寺前からの姫路行きの電車


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