房総特急183系の最後の旅路


その2 ダイヤ改正の概要

列車 区間 備考
新宿さざなみ 秋葉原→千倉
147M 千倉→安房鴨川
ビューわかしお12号 安房鴨川→蘇我
わかしお11号 蘇我→大原
わかしお16号 大原→東京

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 ダイヤ改正も押し迫った10月10日。これを期に「さざなみ」・「わかしお」から撤退する183系で房総半島へ向かいます。

 スタートは秋葉原から「新宿さざなみ号」に乗車。自宅から東京駅へ行くよりも楽なのでこれをチョイスしました。でも、秋葉原から特急乗るなんてちょっと違和感がありますね。





 錦糸町で臨時列車「ビューかいじ」号に遭遇。「ビュー車両」こと255系が使用されるハズが、前日の台風の影響でこの列車と同じ183系で運転されており、「かいじ」と書かれたヘッドマークもちゃんと掲出されてました。

 江戸川を渡って、列車は千葉県に入りました。  








 秋葉原を出て35分。千葉に到着。車内の様子に特に変化はなく。列車は千倉目指して再び走り始めました。










 8:53五井停車。ここは小湊鉄道との乗り換え駅でもあり、この路線にも乗れたらいいのですがホリデー・パスでも来れるので次回にしましょう。







 君津を出て、列車もいよいよ単線区間に突入。内房線らしい景色もこれからです。

 途中、竹岡では東京行きの「さざなみ」号と交換のため運転停車。ここでは、撮影している人々が多数いました。あっちの表示にはLマークが着いてますね。今はL特急ではないのですがね・・・。





 岩井では2度目の交換。今度は普通列車の千葉行きでした。房総系統の特急列車は一気にすべてがE257系に変わったので、このような交換はすべて過去のものになりました。「房総特急は183系!」というイメージがある自分にとっては、今でも実感がわきません。

 岩井を出ると、終点の千倉までは約30分。残された道のりを列車はゆっくりとしたスピードで進んで行きました。








 約2時間半の旅路を終えて、列車は千倉に到着。終点まで乗り通した人は少なく、さみしい限りでした。ここから普通列車に乗り換えてさらに内房線を進んで行きます。


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