山・川・田んぼ。これがの田舎の原風景
ホームをはみ出した様子を見る
本名ダムを脇を通過
大河と呼ぶべき只見川の眺め
会津川口にて小出行きと交換
視界が霧で覆われる
会津坂下〜若宮
長旅の果て終点・会津若松到着
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前頁の高架橋のあたりから、只見線は田子倉ダムからつながっている只見川に沿って進みます。
実は、只見から会津川口までの駅はホームが1両分の長さしかなく、乗っている列車は2両編成なので案の定はみ出してしまいます。当たり前ながら、ちゃんと車内放送されていますが、乗降が皆無に等しいのでね…。
車窓には只見川に沿っているため水門の姿も。これが本名ダムの水門と発電所です。
只見線はそもそもダム建設の為に開業されたという経緯があり、この本名ダムは只見線を象徴するひとつでもあります。
延々只見川にそって走ってきた列車ですが、その並行する只見川も進行とともに変化。もやが掛かり息をのむ景色になってきました。正しく大河にふさわしい眺めです。
先ほどの車窓もそのままに会津川口に着きました。小出行きとの交換のため15分ほど停車します。ここでようやく、地元学生による大量乗車も。
▼川に併設された格好のホーム ▼会津川口
会津川口から終点・会津若松までの道のりは約2時間。小出から会津川口までも約2時間かかったので、あと半分という事になります。
その残り半分の行程の序盤、もやというか霧で車窓は視界が遮られてしまいました。これがこの後―
―30分ほどで車窓には一面の田園風景が。これを見てなんだか、ようやく"戻って来た"感じを受けました。
▼貨車を改造したような会津坂本 ▼神奈川の駅と同名
小出から約4時間の長丁場を経て、終点・会津若松に到着。ここまで長かったですが、見ごたえ・乗りごたえ充分の只見線に大満足でした。
紅葉色づく秋に一面の銀世界の冬と、これからの季節がもっと面白そうなだなと思いました。そんな只見線のまたの乗車を考えるのでありました。
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