乗り納め・乗りつぶし2005









 途中の目が覚めると京都に停車中で、となりの寝台に乗ってきた乗客がいてビックリ。さらに車掌との会話を聞いているうちに下車駅が次の綾部という事を知りさらにビックリ。タクシーで帰るよりかは安上がりなのでしょうけれども・・・。

 再び寝て目覚めるとちょうど夜が明けるところでした。どうやら城崎温泉を過ぎたあたりを走行中にようで、景色は一面雪景色でした。





 香住には6:58に到着して7:00ちょうどに出発するはずが、あの餘部鉄橋が計測値を風速を観測したために上下線で運転見合わせ。列車は抑止されるはめになりました。この後は宍道→備後落合→三次→広島→呉→広島→倉敷と移動予定で遅れが不安の種だったのですが、成り行きに任せる事に・・・。結局香住を約1時間たった8時頃に出発しました。








 夜も明けて曇り空の下、約1時間遅れで餘部鉄橋を通過。外に見えるのは降り積もった雪と波が高そうな海。とても寒いそうです。








 鉄橋を通過してしばらくすると浜坂に到着。あれれと言う間に空が晴天に変わっていました。ここでは遅れ「出雲」の到着を待って発車する豊岡行きのディーゼルカーと対面。

 さて浜坂の次の停車駅はおおきな乗降がありそうな鳥取。多く人が下車しそうに思うのですが・・・。





 遅れは1時間10分ほどに広がって鳥取に着きました。自分の乗っていた7号車もビジネスマンやディズニーリゾートのお土産袋を持った家族連れなどたくさん乗客が降りていき、すっかりガラガラになってしまいました。これを見ると「出雲」は「サンライズ出雲」がカバーできない鳥取と但馬地方で持っているような気がします。それだけでは列車存続の理由にはならないのでしょうか?

 列車は京都行き「スーパーはくと」の到着を待って鳥取を出発しました。






 鳥取の次の駅である湖山で、遅れを影響させないためか運転停車させ特急を2本やり過ごしました。これで「出雲」の遅れはさらに広がるばかり。この後の乗り継ぎは無理と判断し別行程で進む事にしました。

 倉吉で黄色が特徴的な「スーパーまつかぜ」と遭遇。遅れが回復する気配は一向になし。

  







 途切れ途切れに見える日本海は山陰本線の見もの。京都から下関までのあいだ必ずといっていいほど見ることが出来ます。となりの写真は倉吉を発車し米子につくまでのあいだに撮り収めたものです。 






 遅れはさらに広がり約1時間30分遅れで鳥取の中心都市・米子に到着しました。ここでも多くの人が降り車内はますます寂しくなりました。遅れを回復させるため本来は30分近く停車するはずが、わずか3分ほどで発車。
▼米子にはラウンドハウス(扇形の車庫)がある


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