18きっぷ春旅・2005

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 園部からはずっと夜行疲れから寝ていて起きたら福知山で、隣にいた城崎温泉行きのワンマンカーに乗り換えました。車内は見回すとちらほらと18きっぷ族らしき人たちが・・・。途中、和田山で特急「北近畿」号とすれ違い。









   城崎温泉が近くなるにつれて列車の車窓には併走するように川が見えてきました。この日の変わりやすい天気のせいか川の水も濁っていて、天気もまた雨が降り出してしまいそうな感じ。









 城崎温泉でさらにワンマンカーを乗り継いできます。ここからは非電化なので車両がディーゼルカーに変わります。先頭には「日帰りかにカニエクスプレス」ヘッドマークを付けていますが、JR西日本の普通列車にはいろいろなイベントのヘッドマークつけたりしてますね。









 途中の香住駅には「かにの町」らしく改札に大きなカニの模型が・・・。まあここまで大きいのは他に「かに道楽」ぐらいでしょうか?

  








 そして、この日の目的地である餘部に到着。前日の夜に東京を出てやっと着いたという感じ。でも疲れている暇はありません。この約30分後には列車が来るのです。












 名所である余部鉄橋は駅から近く、ホームの端から階段あがればおなじみの光景が広がります。それを示すかのように写真のような柱も立っています。








 ”お立ち台”にたって列車を待っていると、同じくカメラを構えた老夫婦の方に声をかけられました。話しているとなんでも岐阜から「ムーンライトながら」で岐阜→大垣→米原→京都→福知山→餘部とまったく同じルートで来たことが判明。それから盛り上がりいろいろな話を聞くことができました。

 さて30分程すると走行音が遠くのほうから聞こえてきて「はまかぜ4号」が目の前を通過していきました。ファインダー越しで見る列車と鉄橋に声が出ませんでした。





 「はまかぜ4号」が通過した後は時間があったので下に降りてみる事にしました。となりの写真は降りる途中に坂道から撮った写真です。下に降りて見たら、さらにそのスケールの大きさに圧倒されてしまいました。数年後にはコンクリート橋に変わるようですが、変わってもスケールの大きさは変わらないでしょう。








 待ち時間も先ほどの老夫婦の方と談笑したり、駅ノートに書いてみたりとしているうちに、あっという間に上り列車が来てしまいました。やはり列車から見てもその鉄橋の高さには驚きで、他にこのような例は類を見ないですね。「またいつか!」とそんな感じにさせる場所でした。 




 城崎温泉の手前の竹野という駅で先ほどの老夫婦の方と別れて、再び城崎温泉にやってきました。最初は列車の終点の豊岡で降りてみるつもりでしたが、城崎温泉には駅前に温泉があること思い出し、下車することにしました。それにしても、この時期のこの辺りは「カニ目当て」の観光客で一杯になるんでしょうね。
この時期の名物「日帰りかにカニエクスプレス」
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 今回は駅から近かったので「さとの湯」という所で汗を流すことに・・・。料金は大人800円なり。この町は「外湯めぐり」ができるので時間がある方はお試しあれ。


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