西日本18きっぷ旅・2005夏

〜旅の行程・4日目〜
列車 区間 備考
快速3180M 博多→小倉
5232M 小倉→新山口
SLやまぐち号 新山口→津和野
2543D 津和野→益田
スーパーおき4号 益田→浜田
330D 浜田→出雲市
出雲 出雲市→米子(東京) カッコは予定の行程
サンライズ出雲 米子→東京 米子で「出雲」乗り遅れたため

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 博多からは関西の新快速並に快適な小倉行きの快速に乗車。小倉からは普通電車に乗り継いで終点の新山口まで戻ってきました。2時間半程の乗車時間も朝寝には好都合で、ここからさらに山口線に乗って駒を進めます。

 「彗星」号の廃止で注目された2005年の10月1日のダイヤ改正ですが、実は長年九州から山陽本線に乗り入れていた電車が、全て下関止まりになるという変化がありました。なわけで写真のようなJR九州に所属している交直流電車(415系)が新山口の停車している光景は過去のものとなりました。







 さてこれから山口線を進むわけですが、山口線といったら運転開始から25周年を迎えた「SLやまぐち」号です。これに乗り津和野まで行きます。






 車内は1両ごとに欧風・明治風・大正風・昭和風と分けられています。また以前は同様に外観も違っていましたが、今年から外観の塗装は統一されて被写体としていい物になりました。
最後尾には展望車を連結。





 「やまぐち」号が発車する1番線は新山口の"SL専用ホーム"と呼ぶべきものになっていて、駅名標や時刻表もレトロチック。ほぼ定期的にSLの発車する新潟や高崎も「こんな感じなればな〜」とか思ったりしてしまいます。











 多くの乗客を乗せて新山口を発車し湯田温泉・山口と停車し、仁保に着きました。ここで上りの普通列車と交換ために5分停車。ここまで来るとだいぶ山深くなってきていて、これからトンネルの連続する上り勾配を"峠越え"のごとく進んでいきます。








 さて今度は最後尾に連結されている展望車に移動して、後ろからの眺めを見ること。列車がトンネル差し掛かると案の定、すす煙が掛かりひどい目にあいました。服に黒いものが付いたし・・・。

 トンネルを抜けると視界に広がるのは、山深い風景と一緒に吐き出される沢山の煙。それにしてもすごい量。「SLに乗っている!」って感じがしていいものです。







 峠を越えて少しずつ降りてきて列車は地福に停車。ここで6分の停車時間があり、みな先頭目掛けていくのであっと言う間に人だかりができました。津和野まであと少し。約30分の行程です。









 始発の新山口から約2時間半を掛けて終点・津和野に到着しました。見た感じではみなここが目的地で先を目指す人はどうやら少ない様子。自分は夏の山陰路さらに進んでいきます。


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