西日本18きっぷ旅・2005夏

010
011
012
013
014
015
大阪発車直後

016
三ノ宮発車直後

017




 「紀州路快速」で大阪に戻ってきて「ながら91号」で下ってきた国鉄北鉄指令さんと3年4組さん合流。夕方までは彼らと行動を共にし、京都に向かいました。そして今晩は「あかつき」号に乗ります。









 乗車するのは途中の博多までなので今回は寝台ではなくて低料金のレガートシートを選択。座ってみるとシートは水平ぎりぎりまで倒れて、「なは」号に連結されていたレガートより数段も上という印象を受けました。






 さて、入線から京都発車まではだいぶ時間があったので記念撮影をする事に。当然、この時点(2005年8/19)では「彗星」号が併結相手だったのでそれも写真に収めました。

 今回のダイヤ改正(2005年10/1)でさらに寝台特急の取り巻く現状の厳しさが表面に出ました。しかし悪い事ばかりではなく、列車削減で余った個室車両が現存している列車にまわった事で寝台特急の質が上がった事は喜ぶべきだと思います。



 表示幕を収めた後は先頭に回り機関車を撮影。フラッシュをたかずにここまで露出を出すのに、持っているデジカメでは難しかった・・・。

 一通り撮影を終えて自席に戻るついでに車内を見回してみましたが、どの号車も主のいないベットが目立っていて、「あかつき」の11号車は誰も乗車していない始末。これから新大阪・大阪などの乗車の期待できる駅を通っていきますが、始発駅でこれだとやはり寂しい感じがします。





 京都を発車して最初に止まる駅は新大阪。ここでは8分の停車時間があり、京都を11分も後に出た新快速に道を譲ります。特急列車である「あかつき・彗星」が足の速い新快速に勝てずこういうダイヤ設定になっているのも寝台特急が足の遅さが原因。これも存続に関わる大きな問題・・・。








 新大阪と大阪である程度の乗車があり、乗っている13号車レガートシートも車端側の女性専用席を含めて7部ぐらい埋まりました。これから列車は南宮崎と長崎に向かってさらに下ってきます。








 再びネオンの光が目立ってきたなと思ったら、三ノ宮に到着するところでした。しかし期待するような乗車もなく列車は発車していきました。

 姫路を発車してあたりで減光されてレガートは真っ暗な状態になり、車内はいよいよ就寝モード。車内は至って静かで、備え付けのミニサロンでくつろいでいました。結局寝るのは倉敷を出て福山に着く前の午前0時前でした。






 明けて翌日。門司での「彗星」との切り離しシーンのことをすっかり忘れていて、目が覚めたのは博多到着の25分ぐらい前でした。身支度を済ませた頃に博多に着き下車しましたが、この時期は博多までは快速列車の「ムーンライト九州」があるのにもかかわらず、博多で降りる人がレガートから半分程いたのは意外でした。

(そういう自分が「あかつき」を選んだ理由は「ムーンライト」の連泊はきついと思ったからです。「彗星」の撮影とかもできましたしね)


次を読む

旅行記とコラムへ戻る