西日本18きっぷ旅・2005夏

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 空のスカイブルーとうまくマッチングされているマリンブルーの海を見ていて思った事は今回の旅行で一番太平洋がゴミが浮いていないという事でした。あきらかにハングルで書かれたゴミがたくさん浮いていた、一日目の青海川駅前の海岸とは大違いです。







 海と別れを告げて内に入ると紀伊田辺に到着し、そして次の停車駅である終点の白浜に着きました。 「18きっぷ」を使った旅人より、観光地への移動手段とした「きのくに〜」を選んだ人が多いような感じで、次々と改札を抜けてタクシーなど乗り込む姿が見られました。








 さて白浜からはどうするのかというと、ただただ普通電車で引き返していきます。「きのくに〜」の乗車目的でここまで来たようなのでつまらないようですが、がまんガマン・・・。ちなみにここから特急でワープすれば普通列車の乗り継ぎでも名古屋まで抜けられるようです。(実際に利用の際は最新の時刻表で確認してくださいね)







 白浜から乗った普通は紀伊田辺が終点で、そこからさらに乗り換えて御坊までやってきました。その御坊は紀州鉄道の乗換駅でもあり、ちょうどよく西御坊行きの古めかしいディーゼルカーが停車中でした。見た感じではなんとく冷房が付いていないような・・・。







 しばらくして折り返し和歌山行きが入線してきました。前に乗っていた車両と同じボディーカラーをしていますが、よく見ると以前新快速で使われていた117系で、車内は転換クロスシートでさっきのよりだいぶ快適になった事にちょっと得した気分。それにしても紀勢線の大半の普通は京阪神のお古ばかりなのにカラーリングに統一性があり地域色が出ていますね。







 和歌山まで戻ってきてちょっと寄り道を・・・。紀勢線の一部の通称"和歌山支線"に乗り二駅先の和歌山市に来ました。ここが終点で駅はなんとも南海に間借りしたような感じ。改札も完全な南海の委託駅です。こういう駅ってJRの割引きっぷ(今回の旅の18きっぷのように)で改札を抜けるのが不安になりますよね。当然、問題なく抜けられましたが。







 和歌山まで折り返し、環状線直通の「紀州路快速」でさら北上します。行きは寝ていた阪和線の車窓を見ていると和泉砂川までは山の中を走るような感じでちょっと意外でした。


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