さよなら東武5070系でミニトリップ

001
002
003
004
005
006
007
008
009


 まずは大宮へ。上野から宇都宮線でスタートしました。今回は奮発して「Suicaグリーン券」でグリーン車に乗車してしました。

 「ピッ!」とリーダーにタッチしてから乗るやり方は、新鮮味があって楽しいものでした。そんなグリーン車もわずか30分ほどで下車。





 大宮からメインの「さよなら5070系」に乗車しました。

 東武沿線住民の自分にとっては小さい頃から「5070系=野田線」という考えがあり、今回の”さよなら運転”は「ついに来た!」という感じです。機械がいくらなんでも古過ぎますね。今まで運転されていたのが奇跡と言うか・・・






 乗ってみると関東のローカル線なのにすごい混雑でした。正直JRの「リバイバル運転」でもこんなに混んでいなかったような・・・

 列車は通いなれた道のり進み、大宮を出て、最初の中継地点の春日部に到着しました。







 埼玉県を抜けて千葉県に突入し、野田線の風景も民家より畑が多くなったきました。七光台を出た列車は、千葉県北部の田園地帯をさらに駆け抜けて行きます。







 列車は野田市に到着して、約1時間の休憩に入りました。自由参加の撮影会があるため大量の人が降りて行きましたが、自分はすっかり人がいなくなった車内でゆっくりくつろいでいました。撮影会まで行かなくても十分写真は撮れますしね。






 野田市での長時間停車も終わり、列車は再び柏を目指して走っていきます。さっきの長時間停車のお陰(?)でようやく着席することができました。

 ようなく柏に着き、再び1時間ほどの休憩に入ります。この合間に「グッズ即売会」がありましたが、自分は並ぶのが面倒臭いなので、ふたたび車内でくつろいでました。1〜2000円で買えそうな手軽な物もそう簡単にはなさそうでしたし・・・






 この系列の特徴の「轟音」はここから出ます。5000系列はもともと7800系という古い車両の制御機器に8000系の車体を乗っけた「ハイブリット車両」で、老朽化も今回の引退の原因を占めています。







 柏から折り返し、列車は清水公園まで戻ってきました。「終点」の七光台まではあと一駅です。七光台に着くと5070系の営業運転も終わりを迎えます。

 七光台に着いて、乗客をはき出した5070系はすぐに車庫へ回送されていきました。もう2度と乗る事できない事実に実感がないまま、後続の列車に乗りました。  






 野田線を春日部まで返し、帰りはまた奮発して「スペーシア」に乗車しました。わずか30分ほどの乗車でも「スペーシア」の快適さで熟睡。北千住に着くのはあっというまで、休日のミニトリップも終わりました。


旅行記とコラムへ戻る