寝台特急の座席利用の不思議
ここでは寝台特急にまつわる座席利用(通称:ヒルネ)の不思議について取り扱ってみます。
で書かれているのはポイントと思ったところです。これが参考になれば幸いです。


001
廃止された「さくら」号も座席利用できた

002
寝台特急の場合「立席」とはいえ着席できる

003
富士とはやぶさに連結されていたロビーカー。
現在は連結中止になりました

列車 利用可能な区間 備考
はやぶさ 下松→熊本
富士 下松→大分
あけぼの 羽後本荘⇔青森 上りは指定席特急券
日本海 下り 東能代→青森(1号)
鶴岡→青森(3号)
日本海 上り 青森・函館→秋田 指定席特急券扱い
北斗星1号 函館→札幌 函館〜伊達紋別の各停車駅のみから乗車可能
6号車ロビー室あり
※2007年1月現在の情報です
 そもそも、寝台特急の「座席利用」とは在来線特急が少ない区間を走る寝台特急の一部寝台を座席を扱いにし短区間でも乗れるようにしたもので現在、北海道から九州までの日本全国にこの制度で乗れる寝台特急が走っています。また、利用する特急券は立席特急券で枚数限定の発売となっています。

 ところが現在は寝台特急の運転区間の短縮や在来線特急の増発なのでこの制度を使う人が少ない区間も存在したり、特急列車乗り放題の「周遊きっぷ」や「三連休パス」などでも別料金または指定発行分が発生したりと不便なところもあります。





 寝台特急の場合、立席特急券の料金は自由席特急券と同じなのですが、立席という「特例」のためか乗る列車と号車は指定されており、切符は指定席特急券のような券面をしています。しかし座席は指定されていませんので立席乗車に指定された各号車の好きな席に座れる事になっています。







 列車によっては寝台だけではなく、「ロビーカー」などのサロン室が連結されている列車もありこちらはフリースペースなので指定された号車に関係なく利用できます。

 下手に寝台に座るよりこのフリースペースを利用したほうが移住性が良く、場合によってはこっちの方がお勧めです。








 最後に寝台を座席利用できる寝台特急の詳細を載せてみました。「日本海」号と「あけぼの」号に「指定席特急券扱い」と書かれているのは指定席特急券が必要で、座席は2段式のB寝台を窓側からA席・B席・C席の3列に分けています。


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